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地域で子どもたちの暮らしを支えていくために

勤労感謝の日、岡山県里親フォーラム

  地域で子どもたちの暮らしを支えていくために

     ~できることから始めよう~

に参加してきました。

 

最近、福祉事務所の方がある事案について相談に来られました。

 開園以来、保護者やそのこどもについて、手厚くかかわっているとして、わが園を評価してくださっています。

来園目的である事案について話がすんだころ、

”養育力がない家庭が増えたり、行き場のない子どもが増えましたねえ”の話しになりました。

家庭がたいへんな状況の時、親のしんどさに気づき相談に乗ったり、子どもや家族を一時預かりをする場が必要ではないかと話が続きます。

「岡山市さんでそういう場所づくりお願いしますね」と言ったのですが、「おかやまのには母子支援施設もないですし・・先生、それは社会福祉法人が作るんですよ・・」と逆に切り返されてしまいました。

 

今回のフォーラムで、見たドキュメンタリー映画『さとにきたらええやん』は子どもの人権を守るために、親の人権も守る必要がある大阪釜ヶ崎のNPO法人子どもの里の取り組みでした。

ここ岡山は石井十次が日本で初めて孤児院を作った地です。今や青少年の非行率が高く、学力も低い不登校も多い岡山です。先日の長瀬先生の教育講演会に参加された児童館にお勤めの方から、子どもの貧困のようすが語られ、普段気づかないけど、あるあることなんだと・・ショックだったと保護者の方からの感想も耳にしました。

映画上映の後、講演をしてくださった、子どもの里の荘保共子さんが

”規制の制度や仕組みに子どもを無理やり合わせるのではなく、こどもの『いのち』のほうへ制度や仕組みを引き寄せたい”とわたしたちは考えています—と言われたのが印象に残ります。

 待機児童解消に尽力するのも大切ですが・・・なんだか考えさせられた講演会でした。